もともと親子での衝突はよくあり軽い破壊行為はありましたが、兄が大学の寮に入った事や友達とオンラインで戦い殺しあうようなゲームをやり始めた辺りから暴力を振るうようになりました。
だんだんエスカレートしていき暴言は毎日のように言われ、破壊行為もひどくなり、何かを注意したり気に入らない事があったりするといきなり暴力を振るってくるようになりました。母子家庭の為ここまでくると母親1人ではどうにもならず、児童相談所に相談しましたが本人を連れて行く事が出来ず中途半端に終わり。最後の砦だと思っていたスクールカウンセラーにも相談しましたが、30分適当に話を聞いただけで、怒りをコントロールする為に精神科に連れて行ってください。と暴力を振るわれている私に出来るはずのないアドバイスをくれただけで何も解決しないまま終わりまし誰にも助けてもらえない中で、ひどい暴言を言われ、対抗すれば暴力を振るわれる。
今まで厳しく育ててきたその反動で反抗期がひどく出ている。時期がくれば落ちついてくる。最近は落ちついてきたかもしれない。と自分に言い聞かせて、何も解決しないまま暗い毎日を過ごしていました。
息子の事で悩みネットで「家庭内暴力」について検索しているうちに、躾塾という存在を知りました。
息子に暴力を振るわれた時に思い切ってラインをしてみると、すぐに相談にのってもらう事ができました。
指導としては、実際に暴力を振るわれた時に息子を叱ってもらったということです。
息子本人より強い人が、ダメな事をダメと強く言い切ってくれる。そして本人にダメな事は通らないと叱ってもらえる。
1度目の指導後、目が優しくなったという印象を受けました。
そして暴力を振るう事はなくなりました。
今まで相談した所は話を聞いてもらうまでに時間がかかり、そこから息子にまで繋がらず何も解決しないまま無駄に時間が過ぎていた事をとても後悔しました。
しばらくたって先生が息子と私を焼き肉屋さんに連れて行ってくださいました。
食事中の先生と息子のやり取りは、離婚していなければ父親が息子とするはずだったのかなと思う他愛無いながらも社会性を織り混ぜたやり取りでした。
その話を聞きながら、いつまでも子供扱いしていた自分を思い知らされました。
出かける前に私と息子で口ゲンカをしていたのでその事を話すと、あっさり「お母さんが悪いわ」と言われ少し言い訳をしたい気持ちもありまし先生が息子に対して思春期の男の子の反抗心や難しい気持ちを汲み取り、母親なんて鬱陶しいばっかりで嫌になるのも分かる。でもそれなら自分の言った言葉には責任を持たなければいけない。
と話してくれた言葉は息子にも響いたようで、家に帰ってから口ゲンカの内容で息子と冷静に話をする事ができました。
話をしながら、息子が前は自分が1番強いと思っていた時期があった。だから暴力を振るってしまったと思う。という反省の言葉も出てきました。
今でももちろん口ゲンカをする事はたくさんあります。でも本人が自分の間違いに気付きそれを直そうとする気持ちを持てたおかげで口ゲンカで終わっています。
【以上 原文のママ】
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